毒親育ちのしあわせあつめ

こころの鎖を解き放つブログ

覚悟をきめたとき (11)

 

刻み込まれた記憶

 

これまで

 

覚悟を決めたとき - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (2) - 今日がいちばん♪

覚悟を決めたとき (3) - 今日がいちばん♪

覚悟を決めたとき (4) - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (5) - 今日がいちばん♪

覚悟を決めたとき (6) - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (7) - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (8) - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (9) - 今日がいちばん♪

覚悟をきめたとき (10) - 今日がいちばん♪

 

 

カウントダウンライブ

最後の曲がおわり、今年がはじめる…

 

いつもと同じきもちを抱いて

始発が動き出すまでの時間

友人たちと朝まで過ごしたわたしでした。

 

 

早朝、帰宅しお風呂で身体を温めゆっくりと。

これも、お決まりのわたしの元日の朝。

 

 

声をかけてくる母親の姿はない。

 

 

そのまま、なにもせずに過ぎた、静かな数日。

 

施設からの連絡もない。

 

クリスマス会以降、会いにいっていない。

 

 

 

お正月が明けてから、部屋のかたづけをする。

 

部屋の隅から、母親が目を患うまえに書いてくれたメモ。

つい、手に取り眺める。

 

帰宅が遅くなったわたしへのひとこと。

 

おかえり……と。

 

わたしへの愛情もウソではなかったはず……

 

心がふたたび揺れるわたし。

 

 

その後、気になっていた母親の寝室のベッドを片づける。

 

 

完全に処分する気にはなれないわたし。

解体し押し入れの奥に。

 

 

 

いろいろな手付かずの市役所関係の書類などの処分を。

少しづつ、これから先の不安に押しつぶされそうに。

 

家…

相続…

 

すべて投げ出したい。

 

見えない先の不安。

 

 

直視したくない現実。

 

 

 

よくやってるよと。

 

 

そのひとことが、

まっすぐ、すなおに受け取れない。

 

 

 

よくやれているのかな、、、

 

 

お金、しごと。

家のこと。

現実。

 

 

直視することから逃げている。

 

 

 

身体中の毒が次から次へと

しぼり出されるかのような痛み。

 

 

 

 

しんどい、とにかく苦しい。

 

 

たまらず泣きごとを、ぶつけ続ける数日間。

 

 

タイミング待ちのとき。
時間薬。

 

 

わかってはいる。

 

 

それでも、、、

 

 

と、泣き続け鼻血まで出すわたし。

 

 

笑いもせず、泣き過ぎるとこんなふうになるのか…と

どこか冷静なじぶんが、

もうひとりの滑稽なじぶんを見つめている。

 

 

 

とことんまで、泣きつくす。

 

ようやく、よくやってきた。

 

じぶんを褒めることが出来た気がする。

 

 

 

さちみたまは、再生のためのゆりかご

 

 

今は、生まれ変わるための痛みと。

 

じぶん自身で乗り越えるために

やさしく寄り添い、見護り続けてくれていた。

 

 

 

 

その数日後、施設から携帯へ着信が入る。

出ることが出来ず、翌朝、連絡を入れる。

 

 

インフルエンザが流行っているため、

しばらく面会は遠慮してほしいとのこと。

 

 

 

それを聞き、ホッとするじぶんがいた。

 

 

会いに行っていない。

そんな、じぶんへの罪悪感を手放す。

 

 

 

現実を生きるじぶんになる。

そう動くたびに母親のことの何かが起きる。

 

 

じぶんから、その存在が遠くなるごとに、

明確化されるフタをしていた、じぶん自身の中のズレの本丸。

 

 

 

じぶん次第。

 

いいわけして逃げることはやめる。

 

覚悟をもう一度握る。

 

 

 

 

年末年始、萌えコンの仲間たちも同じように

フタをしていたじぶんを明確化し

それに逃げずに直視していた。

 

 

ひとりじゃない

 

 

 

じぶんがフタしているものへの明確化。

 

直視することを、とことんまで避けるわたし。

 

 

わかってはいた気がする、じぶんの持っているもの。

 

 

 

知られてはいけないと隠して、気づいていないふりをしていた。

ひとの"想い"を感じとるじぶん。

 

 

 

某所にて

無自覚の天才…… ∑(-∀-ノ)ノ

 

 

かつて、やじるし屋さんから

 

「できないじぶんで身をまもる」

 

そう言われたことを思い出しつながっていく。

 

 

 

よくわらない、うん、わからなくてもいい。

 

すべて、受け取ってみよう。

 

ジタバタしながら、そう決める。

 

 

 

と同時に、フタをしていた帰りたいあの想い。

これにも、つながっていく。

 

 

 

萌えコン塾というビジネス塾に入りながらも

ブログもメルマガもやっていない。

 

やる気もなかったわたし。

 

正直、じぶんしごとを本気で考えてはいなかった。

ただ、じぶんを整えたかった。

 

 じぶんをが整えばビジネスも......

 

そこに身を置きながらも、その場に降りることが出来ず

仲間のメッセージを遠くから眺めているだけだった。

 

焦るわたし。

 

それも、本丸のフタをしているじぶんをごまかすためのもの。

 

 

 

どこか俯瞰しているじぶん。

さらに、その俯瞰しているじぶんさえも

遠くから眺めているだけのじぶん。

 

 

大晦日のあの日、武道館の天井に近い席から

ステージを見降ろし、ただ、あるものを

眺めているだけのわたし。

 


そっか、、そうなのか、、、

 

少し、気分が悪くなる。

 

 


自覚すればするほど、苦しくなる。

 
現世(うつしよ)のじぶん。

 

 

 

その感覚を知らないはずなのに

 

じぶんの奥深くではずっと知っている

不思議なじぶん。

 

 

それらが、少しづつ重なり合いはじめる。

 

 

 

説明のしようのない世界。

 

"スピリチュアル"

 

このことばがキライなわたし。

それでも、気にせずにはいられない。

 

 

夏のさちみたま一斉ヒーリングのころ

過剰反応するじぶんにうんざりしていたわたし。

 

 

それも、腹に落ちはじめる。

 

 

 

たけさんとはじめて会った日。

別れ際に握手をしたとき

 

あぁ・・全部わかってる…と、

つぶやいていた。

 

このことが引っかかっていたわたし。

 

 

そのこともつながっていく。

 

 

 

なにをわかっているのか、じぶんではわからない。

 

それでも、わたしの中の奥深くはすべてをわかっている。

 

 

 

それでも、

 

そんなことおかしい…

そんなわけない…

 

 

 

認めて受け入れる。

 

 

じぶんへの嫌悪感。

吐き気がする。

わけもなく涙が溢れる。

 

 

 

"宿命"ということばを聞くとツラくなるわたし。

抗えない何か。

 

 

 

育った環境......

それだけと思いたい。


 

 

それだけではない何か。

 

 

 

子どものころのわずかな記憶。

放課後、ひとり庭から空を眺めていたわたし。

 

 


"わたし"という、存在。

 

その意味を考えていたあのころ。

 

 

 

どこかわからない、その場所へ

いつか帰れる日が......


すべて夢であれば、

目が覚めたとき、その場所へ戻っていられたら、、、

 

 

そんなことを思いながら、空を見上げていたのかもしれない。

 

 

 


萌えコン塾で、あなたのそのまま。

それが、じぶんしごとのタネと。

そう言われている。

 

気が向いたらでいい、、、

 


手付かずだったブログを書きはじめてみる。

 

 


同じ日、メールボックスにさちみたまからの

音声プレゼントが届く。

それを聞き、すべてがキレイにハマった気がした。

 

 

 

護られてるよ。

大丈夫だからね。安心してね。

 

 

この呪文が、ひとつひとつの細胞に刻み込まれている

とおい記憶へのものでもあったことに気づくわたしなのでした。

 

 

 

某所にて大河小説と言われましたw

今日もお読みいただき誠にありがとうございました m(_ _)m