大丈夫じゃないじぶんも大丈夫
今日は11/24
５年前の
関東での季節外れの大雪の景色を
思い出す日
母親を入院先から施設に移した日
物心がついた頃から
母親のゴキゲンだけがすべて
出来の悪い三女を求められれば
言うことを聞かないムスメとなり
大事な娘を求められれば
可愛がられているムスメとなり
じぶんが居ないとなにもできない
そう評されれば不器用なムスメとなり
コレが好きでしょ？
そう言われればうなずき
こんなもの要らないでしょ？
そう言われれば欲することをあきらめ
出来るようになれば不機嫌で
出来なければ不機嫌で
どちらにしても
わたしの中の母は不機嫌である存在
ゴキゲンを取らなければ・・・？
その後にわたしの中で続く言葉は
「殺される」
絶対になにがあっても
不機嫌にさせてはいけない
いのちを護るための誓い
それを破り
じぶんのいのちを護るために
じぶんからへその緒を切った日
全身がこのときの修羅場を
覚えているかのように
慢性化している食道炎が悪化
薬も効かず一睡も出来ないまま
朝を迎える
陽射しが心地よい駅のホーム
このお日様なら雪も解けそう
ふとそんなことを思った
と同時に全身が痛みと痺れに襲われ
思わず
ネオユニのなかまたちに痛みを訴えた
薬が一切効かずにいた痛みが
和らぎ始める
全てが終わってからの事後報告が
わたしの暗黙のルール
なんで言わなかったの・・・
大丈夫だった？
うん、大丈夫だったよ
そう、あっそ
大丈夫でいなければおかあさん不機嫌だもんね
そっか。。。ホントは
大丈夫じゃないあの瞬間を
みんなに支えて欲しかったんだ
うん、もう
不機嫌におびえなくて大丈夫♪
大丈夫じゃないじぶんも大丈夫♪
あの日の雪といっしょに飲み込んで
凍り付いた毒が
陽射しの中へ解けて流れた一日
早く寝ようと思いつつ
今日の想いの備忘録
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